トルコ カッパドキア・高級絨毯工房と空飛ぶ絨毯

トルコの絨毯は伝統工芸品であり、トルコ人の生活に欠かせない必需品。地方によって基本的なデザインが異なるが、イスタンブールに程近いヘレケという町で生まれた高級絨毯が特に有名らしい。

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元となる繭玉から糸を紡ぐ。

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ツアーに付き物第三弾にして最後の「土産屋立ち寄り」は、高級絨毯工房。日本語が上手い社長の号令の元、部下達が軍隊のような動きで絨毯を次々広げて行く。

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均等な間隔でびしっと並んでいる。

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裏側にも同じ模様が綺麗に出ているのが高品質なのだとか。

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「空飛ぶ絨毯も扱っています」と言うので、何のこっちゃと思ったら、円形の絨毯を回しながら放り投げた。それは空(そら)ではなく、空(くう)を飛ぶ絨毯と呼ぶべきですね、社長!

絨毯の上に絨毯をどんどん積み重ね、最後にはこんな状態に。

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皆がそれぞれ商談に入る中、私はサービスでトルココーヒーを頂いた。トルココーヒーは水から煮立てて、上澄みだけを飲む。約450年前にオスマン帝国内のイエメン統治者よりコーヒー豆が皇帝に献上され、その後ヨーロッパに広まったという。飲み終えた後にコーヒーの粉が泥のように残るのが特徴で、そのカップを皿に引っ繰り返し、泥の流れ具合によって運勢を占うのが「コーヒー占い」。しかし、そのような占いが存在することは知っていても、診断方法に関する知識は皆無なので、お皿を無駄に汚しただけの迷惑な人に。

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乱雑に積み重なる絨毯の上ではあちこちで商談が成立し、その度に拍手が沸き起こっていた。絨毯は勿論ピンキリ、サイズの大小関わりなく最低でも17-8万円、20万円以上するものばかり。絨毯は畳んで持ち帰ることが可能なサイズのものが多く、十組くらい購入していた。

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近くに座っていた女性は、22万円の絨毯に一目惚れ。その母親は関西人らしく「時間ギリギリになったら相手も適当になって来るから、15万円で売ってくれないんなら帰るよ、って脅せばいい」と意気込み、その作戦を決行し始めた。ところが、「時間ならいつまででも待てますよ」と私達のガイドさんにまで保証されてしまい、結局あまり値切れないまま妥協、お買い上げとなったそうだ(あくまでも買ったのは彼女の娘)。関西オバチャンの値切りの極意、不発w