ドイツ ローテンブルク 市議宴会館仕掛け時計

ホテル・シュランネは、小ぢんまりとしたアットホームな雰囲気の宿。

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ローテンブルクは城壁内への車両の通行が規制されているため、大型バスで乗り付けるようなビジネスホテルの類は城壁の外にしかないらしい。ホテル・シュランネは城壁に囲まれた旧市街区の北端に位置するシュランネン広場に面しており、街中の通行を避けることと短時間で乗降することを条件に、私達のバスはこの小さなホテル前まで付けることが出来たようだ。

私達に当たった118号室は二部屋をくっつけたような作りで、ベッドが四つ置いてあった。シャワーのみで脱衣所が無いのも不便だったが、質素な中にも可愛らしさに溢れていて居心地が良い。夕食には家庭的なハンバーグが出て来て、運んでくれるスタッフ達もフレンドリー。同じテーブルに着いた熟年ご夫婦がそれに気を良くして、フランケンワインを奢ってくれた。

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ショーウインドウに並ぶ、ボトルの形が独特なフランケンワイン、そしてシュネーバル。

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シュネーバルは「スノーボール=雪玉」という名前からイメージする通り、パイ生地のような薄い皮が丸まった形のローテンブルク名物菓子。ライトアップされたショーウインドウにたくさん並んでいるのがあまりにも可愛らしくて、外側に粉砂糖がまぶしてあるスタンダードなものと、チョコレート掛けのものと、欲張って二つも買ったもののかなり微妙。皮に味がないし、男性の拳ほどの大きさがあって、食べ切るのは辛い。日本にまで持ち帰って家族に押し付けたが、やはり評価は今一つだった。

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時は中世、ローテンブルクに攻め込んで来たスウェーデン軍に対し、ワインの大ジョッキを飲み干すことが出来る者がいたら街は破壊しない、という賭けに勝利して陥落の危機を脱したという伝説がある。

その様子を再現したのが、街の中心マルクト広場に面した市議宴会館にある仕掛け時計で、11-15時の一時間毎、夏期のみ夜九時と十時に動く。時間になると時計横にある二つの窓が開き、マイスター・トゥルンク=酒飲み市長と、スウェーデン軍の将軍の人形が大ジョッキを傾ける。観光客は皆これを見に来るので、夜が更けても広場は賑わっていた。

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かなりぼやけた画像だが、左が将軍、右が老市長。

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あっという間に終演。

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旧市街南部、プレーンライン。絵葉書などでも良く取り上げられる風景。

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