ドイツ リンダーホーフ城

ミュンヘンより南下すること一時間半、リンダーホーフ城へのオプショナル・ツアーに参加した。ノイシュバンシュタイン城を建てたバイエルン王ルートヴィヒ二世が、フランスのヴェルサイユ宮殿を真似て1878年に建設した、高級邸宅といった風情の城である。ルートヴィヒ二世が手掛けた城は三つあり、もう一つはヘレンキームゼー城。

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入口ホール天井「金色の太陽」。

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鏡の間。ルネサンス様式の建物の内部は、ロココ様式にバロック様式も加味された装飾が施されている。

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鏡の間入口の装飾、煌びやか過ぎる寝室、孔雀の像が鎮座する孔雀の間。どこもかしこも金ピカ。

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料理が並んだテーブルがエレベーター式にせり上がって来る「魔法の食卓」。

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城裏手には人工的に造られた「ヴィーナスの洞窟」があり、ルートヴィヒ二世が心酔していたワーグナーが作曲したオペラ「タンホイザー」の一場面を描いた壁画、鍾乳洞や花飾り、水に浮かべた金の小舟が幻想的。王は小舟に乗って妄想に浸りながら過ごしていたという。

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ドイツの歴史上でよく語られるルートヴィヒ二世をもし知らなくても、大抵の人は奇妙に感じるところはあるだろう――その通り、彼は精神的に病んでおり、男色家でもあったと伝えられている。