丘上あい「赤ちゃんのホスト」「ギルティ」

一番のお勧めは「赤ちゃんのホスト」だろうか。表紙のチャラそうな男と赤ちゃんという言葉のギャップに興味を惹かれ、第二巻まで無料ダウンロードで入手したが、面白かったので続刊もすぐ購入。

自分の通った認可外保育園に勤めることになった、新米保育士の新名楓。だけど恩師である園長は急死し、残されたのは熟練、だけど無資格のスタッフと園長の息子のホスト・太郎のみ…!! 子供と親を取り巻く難しい問題を楓と太郎は乗り越えられるのか?

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最新作は「ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」。現在三巻まで。

愛。裏切り。絶望。――いつも大人の恋は、不条理だ。35歳の爽(さやか)は、優しくて完璧な夫とふたり暮らし。結婚して10年経っても子作りをしない夫に、爽は子供がほしいという本心を打ち明けられずにいた。爽の気持ちを晴らしてくれるのは、年下の友人・瑠衣(るい)と行きつけのバーで語りながら飲む時間。爽は瑠衣のことを心から信頼し、なんでも話していた。しかし、瑠衣には爽が知り得ない、ある「秘密」があり――!?


その他既刊では「きーちゃん先生の事情」も面白い。何故その職業と教科を選んだのかとか突っ込みどころは多いが、各キャラが個性的。

「ネコろび八起き」は、タイトル通り、ネコが活躍。人によって呼び名が違うのも楽しい。上下巻の二冊で刊行。

最早作者買いで「やさしい子供のつくりかた」と番外編2冊も揃えた。

この作者の傾向としてどの作品にも共通しているのは、掴みは軽いが、重々しいネタが仕込まれているので、読み進めて行くとどんよりした気分になったりもする。特に最新作はドロドロの様相で。ただ、よくこんな設定を思い付くな、と話の作り込み具合に敬服する。

各作品の序盤の巻はゼロ円セールで出ることも多く、「バンビとドール」「おかしな★ふたり」も持っているが、全巻は揃えていない。